第13回飛騨高山ウルトラマラソン(3)ゴール

60km地点に到着。

ここで71kmと100kmのランナーが分かれます。

そしてそのすぐ先が千光寺の坂。

出だしからかなりの坂ですが、途中から更にきつくなります。

1.9kmほどの坂なので全く走る気はなく。

きつい坂はどこにでもありますが、村岡の坂と同様にきつい坂です。

ここは1kmが15分くらいかかりました。

結果坂を上りきるだけで30分使いました。

このタイムロスは痛いですけど仕方ないですね。

はじめからしっかりと織り込んでおきましょう。

千光寺は真言宗のお寺。

八十八箇所巡りをしている私としてはなんとなく親しみがあります。

坂を登ったあとは名物の108段の階段。

途中に元気づけてくれるカメラマンがいるのも特徴ですね。

そして上りきったら鐘を鳴らしてくれる住職がいるのを楽しみにしていたのですが、今回はいらっしゃいませんでした。残念。

       

上った先にエイドがあり、ドリンクを補充しすぐに出発。

上りで遅れた時間を取り戻さないといけません。

ここからはかなりの下りと駆け下りる準備をしていたのですが、門を出てから左に曲がるとなぜか上り。

予想と違う。

その後少し進むと下りに入ります。

ここが勝負と必死に走りました。

やはり上りが遅い分は下りでカバーするしか無い。

第四関門の海洋センターには14時16分に到着です。

喚問時間は15時10分ですので50分以上余裕があります。

74kmで千光寺の坂をクリアした後であることから、完走が見えてきました。

ここまで来てやっと心にゆとりがでてきた感じです。

やはり2年前の村岡ダブルフル関門によるDNFの記憶があり、この体験が活きている気がします。

ここから87kmの野菜販売所までほぼ平坦な道。

ここもしっかり走りラスボスに備えます。

野菜販売所からは上り坂。

それでもさほど厳しい斜度はなく、ラスボスはたいしたことないかなと思っていたら、途中からかなりきつくなってきました。

後半のせいか、予想より距離が長いです。

そして、わかってはいましたが一度上りが終わったと思ってからの再度の上り。

これも精神的にかなりきついですね。

ここまで来ると時間的余裕はあり、完走はもう見えてきたので無理をせずにゆっくりと歩きました。

そしてなんとか上りきり、次は下り。

下りは一気に降りようとしましたが足が残っておらずゆっくり走ります。

途中から斜度がかなり緩くなって走りやすいです。

第五関門の公文書館は93.3km。

ガーミンの距離は2km近く違いましたけどね。

この関門が17時50分ですが、17時12分に通過。

28分余裕があります。

まぁラスボスでだいぶ歩いてしまったので余裕は減りましたけど。

残り7kmを1時間40分と考えると急に明日のバイクでの帰宅が300kmあることが頭によぎり、体力の温存に向かいます。

ここからはゆっくり走り、残り3kmからは歩きました。

最後の500mだけ走りましたが、これが信号をわたってすぐかと思っていたのですが、予想以上に距離があってびっくりです。

最後の最後で少し上り坂なのが嫌な感じですが、無事ゴールしました。

13時間30分を少し切るタイムでした。

最後に歩いたこともあり、疲れは程々ですみました。

完走メダルを貰い、荷物を受け取って着替え、バスに乗り込みます。

駅から近く、シャトルバスも頻繁にあるのが非常に良いですね。

さすが3大ウルトラマラソンであり、非常によい大会でした。

    

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