2023年3月12日
第五回茨城100kウルトラマラソンに出場してきました。
霞ヶ浦の湖の周りを走るのですが、正確にはよく霞ヶ浦と認識されているのは西浦の方で、今回はその横にある北浦を一周走ります。
霞ヶ浦はこの辺一体にある湖の全体を指すようです。
北浦の方には初めて行ったのですが、何がすごいって、スタート地点にたどり着くための公共交通機関がありません。
コースは日本一フラットな100kとしている通り、非常に走りやすく、ウルトラマラソンでサブ10を目指す人なんかは季節的にもサロマ湖よりこちらの方が良いと思うのですが、公共交通機関が無いことが最も課題かと思います。
私は気合でバイクで行くことにしました。
前泊して10km北の鉾田で泊まり、朝3時30分に出発。
信号もなく、あっという間に着きました。
車の場合は1km離れた駐車場に止めてシャトルバスでスタート地点に行くことになるのですが、バイクはスタート地点の駐輪場に止めて良いということで非常に助かりました。
参加者が319人だったか、非常に少ないのですが、それでも盛り上がりを見せています。
実はこれくらいの人数がちょうどよいのかもしれません。
でも、もっとツアーとか、近隣ホテルからのシャトルバス、特に土浦からの送迎バスを追加してくれれば、参加者増えると思います。
スタート地点の北浦公民館で着替えてスタートを待ちます。
トイレは激混みしていましたが、実は外に仮設トイレがありそちらは全く並んでいませんでした。
まだ外は真っ暗の中、駐車場の端にあるトイレは普通気が付かないですよね・・・。
でも、係の人が案内してくれて助かりました。
外はまだ暗い中、朝5時スタートします。
スタートは抑えてゆっくり走りました。
すぐに北浦の湖に到達します。そこから北上して昨日宿泊した鉾田市の方に向かいます。
北上していく途中で朝日が昇ってきました。
今日は良い天気で風も強くないので、絶好のマラソン日和です。
初めの方は5kmごとにエイドがちゃんとありました。
このエイドのすごいところはペットボトルがそのまま置かれているところです。
それも、500mlとかでかいサイズではなく280mlといった持ちやすいサイズとなっています。
更に種類も豊富で、水、ポカリスエット、コーラ、ミニッツメイドオレンジが並んでいます。
素晴らしいですね。
肩にペットボトルを入れられるリュックを背負っていたので、毎回エイドでペットボトルを交換しました。
ミニッツメイドは7本くらい、コーラも5本くらい飲んだと思います。
あとは水やポカリスエットも飲みました。
これが調子に乗りすぎたこともあり、後半はお腹がタップンタップンになって非常に走りづらかったです。
水分補給のし過ぎには注意が必要ですね。
さらに、今回の最大の問題はオナラでした。
途中からオナラが止まらなくなりました。
腸の動きが活発になったからかなと思ったのですが、なんとなくミニッツメイドを大量に飲んだからではないかと思います。
コーラの炭酸かなとも思ったのですが、前半はまだコーラを控えてミニッツメイドのみで行っていたのにオナラがすごかったのと、最初の20kmくらいはオナラは出ていなかったので、総じてミニッツメイドを飲み始めてからという気がします。
オレンジがお腹の中で発酵したとかあるんでしょうか。
なににせよ、飲み過ぎは注意です。
コース自体は本当にフラットです。
途中渡る大きな橋くらいしか坂を感じることはありません。
ですので、3回くらいしか坂が無いです。
あとはフラット。
柴又とかだと途中土手の上がり下りがあるのですが、こちらはそれもありませんでした。
途中砂利道がありますが、全体的には9割以上がしっかりと舗装された道ですので、走りやすいです。
記録を狙うならもってこいですね。
しかし、そうでない場合は大変です。
景色がいつまで立っても湖。
ほぼ同じ景色です。
そして、フラットすぎてずっと走りっぱなしです。
これまでのウルトラマラソンだと山が多く、上りあり下りあり平坦ありといろいろと走りを変えられました。
基本は上りは歩く、下りは必死に走る、平坦は走るパターンで攻略してきましたが、ここはただただ走るです。
ちょっと歩く時間も必要かもしれません。
そして、エイドの充実がすごいです。
これについては先程のペットボトルも含めて、過去1番のエイドの充実でした。
土地のお菓子がしっかりと並べられています。
次のエイドはなにか楽しみになってしまいました。
芋菓子、どらやき、かすてら、サブレ毎回違うのはすごいですね。
59kmの折り返し地点ではエイドにたくさんの種類のおにぎりがありました。
ここで少し休み体力を回復させます。
折り返してからは少し気持ちが楽になります。
足は徐々に悲鳴を上げてきますが、まだ走れます。
橋の手前のエイドではたこ飯にぎりがありました。
さらにホットコーヒーも飲めます。
もう、エイド巡り最高ですね。
分かったのはこの大会はジェルとかボトルとか持っていかないほうが良いということです。
荷物が増えるだけで、結局ジェル5本は1本も使わずに持ち帰ることとなりました。
景色としては、湖に浮かぶ鳥居は良かったですね。
ボランティアの人が写真も撮ってくれました。
後半のエイドでは、OS-1が追加されます。
お腹タプタプなのに喉からから状態。
こういうときはOS-1が良いのかもしれません。
さらにラスト10kmくらいで牛乳とヨーグルトがあります。
これは嬉しくてどちらもいただきました。
うまいですね。
さらに、ヤクルトも。すごすぎます。
そして、最後のエイドがびっくりです。
漬物があります。
こちらのエイドは行きも寄ったエイドで、誰が漬物取るのか不思議だったのですが、分かりました。
ラスト5kmくらいなら漬物を持って走れるでしょうということのようです。
しかもかなり量があるのか、バックにたくさん積めてねと勧められるので、ありがたく3袋持って帰りました。
もはやお土産ですね。
なんとか明るいうちにゴールしたかったのですが、残念ながら暗くなってしまいました。
18時10分にゴールです。
ですので、13時間10分が記録になります。
最後の5kmはほぼ歩いてしまいました。
これからバイクで土浦まで変える体力を温存しなくてはとか、色々と考えた結果、乾燥できそうなので無理はしないという方針になりました。
そして、ゴール後。
まず完走メダルをかけてもらい、ビニールに完走タオルが入っていました。
そして、メダルケースまで入っています。
さらに、エイドで余ったものだと思うのですが、飴やチョコ、ドリンクがたくさん入っていました。
至れり尽くせりですね。
さらに公民館前にはまずちゃんこが振る舞われます。
少し寒かったのでめちゃめちゃ美味しいです。
そして、次が甘酒。
温まります。
さらに、カレー。
これは美味しくて2杯食べさせてもらいました。
最後はホットコーヒーです。
こんなに充実したラン後の食事提供がある大会はみたことがありません。
そして、フラットだったおかげでそれほど胃腸に負担がかかることもなく、100km走ったあとでも思いっきり食べることが出来ました。
非常に素晴らしい大会でした。
是非参加者を増やして、同じ気持ちを味わってもらいたいなぁと思いますので、なんとか鉄道のある各主要都市からの送迎バスを検討いただければと思います。
もっとしっかりと練習して、サブ10が見えてきたらもう一度走りたいです。
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