
●街道説明(GEMINIより)
歴史的な参詣道(古道)としての「大師道(だいしみち)」は、江戸時代に旧東海道の川崎宿から「厄除けのお大師さま」として親しまれた川崎大師 平間寺へと続いていた伝統的な参拝ルートです。
1. 街道の基本情報とルート
起点:旧東海道 川崎宿(現在の六郷橋南詰・新宿交差点付近)
終点:川崎大師 平間寺(山門前)
主な道筋:
江戸方面から多摩川を「六郷の渡し」で渡った参詣客は、旧東海道の川崎宿(新宿)で街道から東へ分岐しました。そこから多摩川の平地(旧大師河原村方面)を東へほぼ一直線に進み、大師の境内へと至る道のりでした。現在の地名でいうと、川崎区本町・旭町・港町・大師本町などを通るルートです。
2. 歴史的背景と賑わい
江戸庶民の「大師詣で」:
江戸時代中期以降、14代将軍・徳川家茂をはじめとする歴代将軍の参詣や、川崎大師の厄除けご利益が広まったことで、江戸から日帰りで訪れる参詣客が爆発的に増えました。
道標と道中風景:
街道の分岐点(旧東海道との追分)には「従是(これより)大師道」と刻まれた大きな道標(現在も万福寺境内等に移設・保存)が置かれ、参詣客の道標となりました。街道沿いには茶屋や土産物屋が立ち並び、飴売り(トントコ飴の起源)などで非常に活気があったと伝えられています。
3. 現在の面影と歩き方
現在の川崎大師表参道や旧街道沿いの路地には、かつての古道の面影を残す石碑や案内板が点在しています。
本道標跡:六郷橋南詰近くの八幡神社や万福寺周辺に、江戸時代に建てられた大師道の道標が残されています。
京急大師線との関係:
明治32年(1899年)に開業した現在の京急大師線(旧・大師電気鉄道)は、この大師道を行き交う参詣客を輸送するために建設された関東最古の電車です。古道と現代の鉄道網が深く結びついているのも大きな特徴です。
●街道記
| 日数 | 日付 | 開始 | 終了 | 距離 | |
| 1日目 | 2026年9月14日 | 川崎大師 平間寺 | 旧東海道 川崎宿 | 2.5㎞ |