50kmのエイドではドロップバッグをもらってエナジードリンクを飲んで復活を図ります。
残り半分。そして下り基調。頑張れそうです。
気持ちをリフレッシュして、5分ほどの休憩で走り出します。
結構平坦な道が続いて、すでにスピードはあまりでず、7分10秒から20秒/kmで走り続けます。
とりあえず、13時間なので7分48秒を越えなければバッファができるという思いを強く持って、ゆっくりでも走り続けることが重要だと思いました。
お昼に近づいてくると暑くなってきます。
25度位になっているんでしょう。
それでも真夏に比べれば全然涼しい。
涼しいはずなんですが、かぶり水を多用します。
そして、尿意はあるのですがおしっこが全然でない状況が続きます。
昨年の村岡ダブルフルで起きた状況と同じです。
熱中症のような感じになってきたのでしょうか。
水やスポーツドリンクをエイドで必ず2杯は飲むようにします。
やっと70km地点に到達。
この段階で4時間30分弱あるので、9分/kmで走ればオッケー。
これは完走が見えて来たと思ったのですが、ここからが大変でした。
結構足を使い切ってしまっていて、スピードが上がりません。
そして、地味にガーミンと距離があっていないのがキツイです。
多くのウルトラマラソンが距離が足りない事象を起こすのですが、ここは明らかに多いです。
1km多いだけで9分プラスとなるので厳しいですね。
80kmくらいのエイドでは街待ったババヘラアイスをゲットできました。
カップに入ったアイスを写真に取ろうとしたらエイドの方がわざわざコーンに入れてくれてこっちを撮ってと言われました。
無事食べれて良かったです。
80kmを越えたら、もうハーフマラソンの距離も切っている。余裕余裕と頭の中で繰り返します。
90kmまでは8分/kmで走ります。
だいぶ疲れが溜まってきました。
そして、1kmごとのカウントダウン。
ちょっと上りになったら歩くを繰り返してしまいました。
まぁ時間は90分あるから、なんとかなりそうだと安心しきっていましたが、徐々に歩きも増え9分/kmが厳しくなってきます。
能代空港の下のトンネルですが、これが下り基調だと勘違いしていました。
緩やかな上りです。
結構長い距離ですが歩いてしまいました。
上りきったら下り。
こちらはゆっくりですが走ります。
あと5kmを切っているので、なんとか完走できそうです。
長い橋を渡ったら後少しです。
応援も増えてきます。
商店街に入ったら、商店街のスピーカーから名前を呼ばれました。
すごいサービスですね。
「xxさん商店街に入りました。」
呼ばれたほうが驚きです。
最後の信号を渡って、右に曲がったらゴールだよ。と教えてもらいましたが、右に曲がってからが長く感じました。
帰りに歩いたときはそれほどの距離ではなかったのですが、なぜか長い。
沿道からあと7分という声が聞こえました。
まぁゴールは出来そうだ。でも、なぜこんなギリギリになったんだろう。
自分でもよくわかりません。
結構余裕を持ってゴールできるはずが、制限時間ギリギリでした。
無事ゴール。
なんだかんだで達成感はあります。
ゴールでは相部屋の方が出迎えてくれました。
どうやら70kmちょっとで関門に引っかかったようです。
完走できるのと出来ないのとでは大違いと褒めてくれました。
荷物をもらってからゆっくりと着替えます。
そして、無料のジュース、ビール、そば、きりたんぽを食べるため会場へ。
すごいサービスですね。
内蔵をやられて食べられないかと不安でしたが、食べだしたらすんなり入りました。
さらに食べているときに日本酒を貰えるサービスまでありました。
美味しい。
9月の最後の追い込みで160kmほど走りましたが、8月は60km、7月は40kmとものすごい練習量が少ないです。
よく走れたものです。
ゴール後も相変わらずおしっこの出が悪くてちょっと出ても真っ黄色。
かなり水のんだはずなんだけど、どうしたことやら。
しかし、その後電車で弘前まで行ったら回復しだしました。
無事、秋田での初マラソンを完走しました。
良い大会でした。