2024年5月11日
君津ウルトラマラソンを走ってきました。
日本製鉄があることから鉄の街と呼ばれているそうです。
55kmとウルトラにしてみてはそれほどの距離ではなく、来月のいわて銀河ウルトラマラソンの練習という位置づけです。
まぁその割には予定通りの減量も練習も行えていないという問題を抱えているのですが。
君津駅近くのホテルで前泊します。
スタートは7時なのですが6時15分までに受付しないといけないとかで、さらにホームページに記載ないのですが、君津駅前から無料のシャトルバスが30分おきに出ています。
ベストな時間は5時30分だと思われ、それを逆算すると4時過ぎに起きる事になりそうです。
まぁ100kmのウルトラに比べれば起床時間も遅いですけどね。
結構近いかなと思われていた日鉄のグランドは駅から距離がありました。バスにしてよかったです。
体育館で荷物預かりをしてもらえるのですが、参加者数が少ない割にスタッフの方が多くいて非常に丁寧に対応してもらえました。
感謝。
スタート地点で30分ほど、挨拶などを聞きながら待ちます。
そして7時にスタート。
いきなり急激な下り、そして上り下り。
なかなかゴール手前は大変そうだなと感じました。
そこから歩道橋や信号でゆっくりになります。
少し市内を走ってから川沿いへ。
平坦な道は楽で良いです。
でも、この大会は坂道強化のために参加したので、これではいけないと気を引き締め直します。
最初のエイドでは賑やかな音楽が流れて良かったです。
のどかな田畑の風景が綺麗に整備された道と合っていて、結構長い直線の道は気持ちよく走れていいですね。
しばらくすると12.7kmの四季の蔵エイド。
ここを過ぎると道が狭くなり、少しずつ上り基調になります。
途中に「ウルトラマン頑張れ」の幕が張ってあり、応援が温かいです。
18kmくらいからが急激な坂。
これはしっかり走らねばと思い、頑張りました。
なかなか足にくる坂ですね。
2kmちょっとを上り切るとかずさ4号公園のエイドがあります。
こちらは素晴らしいです。
フルーツポンチやゼリー、杏仁豆腐、きゅうり、トマトなどなど、しっかり補給できる大エイドでした。
まだ20kmなのでもう少し後にほしいなと思いつつも、ここでしっかりと食べて休んでしまいました。
そこから折り返して下り。
上ってくる人たちを応援しながら勢いよく駆け下ります。
これが足を余計に使ってしまったかもしれません。
そこからもしっかりと走りますが、だんだん足が重くなってきました。
30km手前でこの状態はまずいなぁと思います。
そして、30km地点の清和公民館前エイド。
こちらは小さなエイドですが、この後の坂に備えます。
この大会経験者はこのエイドをスルーして、坂の手前にある自動販売機でコーラのペットボトルを買うみたいです。
私もそうしようとしたのですが、お金をどこにしまったか分からず買えませんでした。
そして、いよいよメインの坂です。
これは想像以上の坂でした。
この斜度きつい。
いやいや、村岡の蘇武岳と同等程度で、距離は蘇武岳のほうが長いのだから、これくらい登れなくてどうするんだ、と思いながらも、無理でした。
歩きました。
この半年上り坂対策をやってきたのですが、やはりまだ駄目でした。
最初に上り坂ならまだしも、30kmからの上り坂というのが厳しいです。
まだまだ長距離用の足が出来ていないということですね。
あとで振り返るとなぜ走れなかったんだと思うのですが、その時は無理なんだよなぁ。
そして山頂となる鹿野山九十九谷。
ものすごいきれいな景色が広がっていて、展望台も整備されていたのでトイレによりつつ休みました。
トイレ横に自動販売機があり、そこにレッドブルが売っていたので購入します。
やはりエナジードリンクを飲むと復活しますね。
良い場所にありました。
そこから下って上って、関東最古の寺と記載された鹿野山神野寺へ。
ここの鹿野山ビューホテル駐車場も大エイド。
フランクフルトやおにぎり、ドーナツと本当に充実しています。
ここからは一気に下り。
下りのスピードを上げたいと思うのですが、なかなか足が思うように動かず。
一番最初にウルトラを走った丹後では下りをずっと5分切って走れたからなんとかゴールできたんだよなぁと思いつつ、いつの間にか足にブレーキが付いてしまったみたいです。
下りきって少し行ったところにローソンがあります。
こちらに立ち寄りアイスを購入。
暑くて体が火照っていたので、ちょうどよかったです。
そこから川沿いを走り、君津駅の手前で左折し、横断歩道を走って、最後の上り。
行きと道が違うのですが、上るレベルは同じですね。
このレース最大の上りを歩いてしまった反省をして、せめてここからは歩かないと決めて必死に走りました。
上った後も緩やかな上り下りが続き、気がついたらゴール地点へ。
道が違ったのでいまいち走っている場所がつかめずでしたが、それが逆に良かったのかもしれません。
そして無事ゴール。
完走証と完走メダルのような記念品をもらいました。
そして、嬉しいことにガリガリ君がもらえます。
椅子も用意されていた座ってゆっくりと食べましたが美味しかったです。
7時間30分とかなり時間がかかりましたが、坂が多かったため仕方ないかなぁ。
もう少し頑張りを入れたいところですね。
荷物預かりでは体育館に入るとすぐに荷物を手渡してくれて、体育館の横においてある椅子に腰掛けながらゆっくりと着替えることが出来ました。
帰りもシャトルバスがあり、ゆったりと乗って駅まで帰ることが出来ました。
今回は木更津から高速バスで帰ります。
アクアラインが渋滞しているのでバスは避けたかったのですが、思ったほど渋滞もしておらず、というかビールを飲んで爆睡してしまっていたので気が付かず、あっという間に着きました。
結果はともかく、面白いコース設定とエイドは多くないですが大エイドの食事の豊富さなど、非常に良い大会でした。