【街道説明】品川道

●街道説明(GEMINIより)

品川道(しながわみち)は、府中(大化の改新以降の武蔵国府)や八王子方面と、東京湾に面した港町・宿場町である品川宿を結んでいた歴史ある古道・旧街道(むかし道)です。

多摩川の北側(左岸)に広がる立川崖線(ハケ)の下に沿うように伸びており、地域によっては「品川街道」「いかだ道」などとも呼ばれました。

基本情報(起点・終点)

  • 起点(西端):府中宿(東京都府中市 / 大國魂神社周辺)

    • 甲州街道や人見街道などと交差する武蔵国の中心地。

  • 終点(東端):品川宿(東京都品川区 / 東海道品川宿周辺)

    • 東海道の第一の宿場であり、江戸湾(品川湊)への物流拠点。

  • 主な経由地:調波(調布)、狛江、世田谷(喜多見・砧・等々力)、大田(田園調布・千鳥町・池上)、品川

むかし道としての主な特徴と役割

  1. 品川湊(港)への物流・生活道路

    • 内陸の多摩地域(府中や調布など)で採れた農産物や木炭、布(多摩川の晒布など)を、港町である品川湊へ運ぶための重要ルートでした。

    • 逆に品川からは、海産物や塩などが多摩の内陸部へと運ばれました。

  2. 「いかだ道」としての役割

    • 多摩川の上流(青梅や奥多摩)から流された木材(多摩川の筏)を江戸・品川まで運んだあと、筏師(いかだし)たちが徒歩で上流へと戻る「戻り道」としても使われました。

  3. 寺社参詣の道

    • 大國魂神社(府中市)や池上本門寺(大田区)、等々力渓谷周辺の寺社などを繋ぐ信仰・参詣の道としても人々に親しまれました。

現在の道路との対応と距離

  • 現在の主要な該当道路:

    • 東京都道229号府中調布線(府中〜調布間:「品川街道」の通称あり)

    • 狛江市・世田谷区・大田区内の区道(旧品川道・いかだ道として現存)

    • 状やルートは細かく入り組んでいますが、現在の「品川街道」看板が立つ区間や旧道標が残る小道として各所に面影を残しています。

  • 全線距離:約 30 km

沿線の主な見どころ

  • 大國魂神社(東京都府中市)

    • 品川道の起点にあたる武蔵国の総社。歴史ある大樹や参道が広がります。

  • 調布市内の品川街道と古刹(東京都調布市)

    • 布田天神社周辺や国領神社(藤の木で有名)など、街道沿いの古い神社や道標が点在しています。

  • 等々力渓谷・等々力不動尊(東京都世田谷区)

    • 品川道沿いにある都心唯一の渓谷美を楽しめるスポット。

  • 池上本門寺(東京都大田区)

    • 日蓮宗の大本山。街道から少し南に入った位置にあり、古くから参詣客で賑わいました。

 

●グーグルマップ

 

●街道記

日数 日付 開始 終了 距離

 

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