２時半のバスに乗るためホテルを２時１５分にチェックアウト。
駅の反対側のため地下道を通って向かいます。
出たところでバス待ちの長蛇の列。
バスは１５分毎に２時４５分が最終と記載されていたと思いますが、巡回していて来たのに乗れるだけ乗るという感じでした。
大体みんな同じ時間にバスに乗ろうとするので、この時間は混みますよね。
４時スタートと他のウルトラマラソンより１時間早いところも影響している気がします。
2時40分頃にバスに乗れ、10分ほどでスタート地点の競技場に到着です。
すでに着替えは済ませていたので、荷物を預けて朝食の続き。
全然食べれていなかったので持ってきました。
その後トイレに行きましたが、めちゃめちゃ空いています。
特に競技場二階の一番奥のトイレは女子トイレも一時的に男子トイレとなっていて、全く並ばずに用を足すことが出来ました。
マラソン大会のトイレ問題がクリアされているのはいいですね。
そして、少しずつ空が明るくなってきた3時50分ごろにスタート地点に整列し待ちます。
4時前にこんなに明るいことにびっくりです。
4時ちょうどにスタート。
スタートはなんかまったりした感じでしたが、花火があがっていました。
いよいよ100kmの旅が始まります。
初めはスタート会場となる北上総合運動公園をグルッと回ります。
これが結構広いです。キャンプ場なんかもありましたが、キャンプしている人はみんな関係者でしょうかね。そうでなければ4時頃にこんな足音が聞こえたらびっくりしますよね。
最初の10kmは緩やかな上り下り、平坦。
6分30秒を切るペースで順調に走りました。
観想できる14時間を切るためには平均8分24秒で走れば良いと考え、前半はできる限りバッファを作っておこうという作戦です。
11kmから15kmくらいがやや上りとなりますが、ここも快調に走りました。
7分は切るペースです。
そしてそこからが下り。
ここは一気に駆け下りました。
21kmくらいまでをできるだけスピードを落とさずに走ります。
18kmから19kmでは5分で走り、それ以外も5分半を切るスピードになっていました。
この6kmで予想以上にバッファを持てたことが後々大きく助けになります。
そこから30kmも6分30秒を切るペースで順調に走ることが出来ました。
今回は45km地点までは歩かずに行こうと決めていたので、多少ペースが落ちてもしっかり走ることを心がけます。
8時前に銀河なめとこラインの入口に到着です。
ここから坂が厳しくなりますが、もう少し走れる坂です。
45km地点から傾斜が厳しくなるので、そこまではなんとか走ろうと頑張りました。
45kmまでは7分20秒くらいのペースで走りましたが、ここからは結構厳しい。
少し歩きましたが、この辺で素晴らしいエイドがありました。
ジェルや素麺などを提供しています。
これは私設エイド何だと思いますけど、すごいですね。
元気になりました。
豊沢湖の手前のトンネルまではちょっと歩きましたが、そこからはまた走れる坂になっていました。
ダムは水が少ないようですね。大丈夫でしょうか。
坂は続くものの思ったより歩く必要がない。これは非常にありがたいです。
途中「クマにご用心」の看板ですが、可愛すぎます。
クマが笑顔で手を振ってくれている感じにも見えてしまいました。
でも、クマの出没情報もあり、本当に怖いですね。
そして、無事第一関門の49.6㎞を通過しました。
その先に宮沢賢治童話の舞台なめとこ山の透明な看板があります。
この看板の位置に山を照らし合わせるのだと思いますが、どの角度か分からず、、、。
なめとこラインの50kmからの急激な高低差ですが、54kmまでは前を走る人をペーサーにして頑張ることが出来ました。
しかし、あと半分あることを考え、ここで一旦歩きます。
54kmからが最も辛いですね。
2kmくらい歩いたと思います。
その後トンネルが続きます。
多分3つトンネルあったと思いますが、どれも結構な距離トンネルの中を走ることになります。
トンネル内の傾斜はそれほどでもなく、更にトンネルはなんとなく怖いので走れます。
しかし、明かりが少なくものすごい気持ち悪くなります。
以前バイクに乗っていてトンネルで気持ち悪くなったときと同じ感覚でした。
この気持ち悪さの防ぎ方を以前調べておいたので助かりました。
足元を見るです。
気持ち悪くなるのは進んでいる感覚がつかめなくなるせいらしいので、上のライトを観ていると余計気持ち悪くなります。
足元の道の変化を感じ取りながら進むのが一番良いとのことで、実践した事によりなんとか走りきれました。
トンネルを抜けるとエイドがあります。
57.5km地点のコース最高点。
ここからは下りです。
この地点に10時50分に到着しました。
走り出して6時間50分とほぼ制限時間の半分です。
この地点に7時間を目標に走ってきたので、余裕が生まれました。
最大の難所を越え、足の疲労は出てきましたが、完走は出来そうな自信が芽生えてきました。